Vancouver

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Nemesis

バンクーバーの中心街近くに位置するガスタウン

イギリス人が昔、この地に酒場を開いたのがバンクーバーの
始まりといわれており、貿易の要所として発展したエリア

石畳の道路にレトロな街灯やレンガ造りの建物が並び
西洋の街並みを残したとてもオシャレな雰囲気を味わえる

ここガスタウンと、市内にもう2店舗を構えるNemesis

特に、グレートノーザンウェイ地区に2020年に
オープンした店舗はその外観やインテリアのデザイン性の高さ
そしてNemesisの作り出す地域コミュニティのあり方などから

バンクーバーのカフェシーンを牽引する
「ネクストレベル」な特別な場所とも称されている

世界中から良質なコーヒーを集めるだけでなく
お洒落な店内ではこだわりのフードも楽しめる素敵なお店

バンクーバーを訪れた際にはぜひ足を運んでみたい

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Luna

Lauraと、パートナーのNateの2人は2017年
夜な夜な友人の焙煎機を借りて焙煎を始めたところから
今日に至るまで、2人の小さなチームでやってきた

Luna coffeeでは、世界の小規模生産者から
コーヒーを調達することを心がけている

彼らの才能を生かし、記憶に残るコーヒーを育て
焙煎によってそのコーヒーを輝かせることを大切にしている

「Lunaは、軽快で明るく楽しいコーヒーと、
それを愛飲する人々の奇妙で素晴らしい世界について、
すべてを語ります。」

とのこと。なんだかワクワクしてしまう。

今まで、多くの海外ロースターを見てきたけれど
彼らのブランディングというか、創り出す世界観に

「コーヒーで、ここまで表現できるのか」
といつも感心してしまう

今回出会ったLunaもその一つ
彼らのHPに掲載されているブログをぜひ読んでほしい

物語のような文章の中には、コーヒーの持つ様々な
側面と実世界で起こる事象を絡めた秀逸な表現が多く見られる

彼らにとってコーヒーはもはや飲み物ではなく
「科学」、そして「哲学」のように思える

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Harken

バンクーバーの中心街、ガスタウンから
少し東に移るとそこには"ジャパンタウン"という
かつての日本人街が存在していた地区がある

第二次世界大戦前、多くの日本人がこの地へ移り住み
自分たちのコミュニティを築いていった

しかし、戦況が悪くなるとともに人々はこの地を離れ
ジャパンタウンは実質消滅してしまったという

そんな歴史のあるこの場所で
「日本」を体現しているのがHarken

オーナーのEldricが淹れる素晴らしいコーヒーと
日本人シェフが創り出す繊細で美しい日本食を楽しめる

店内のインテリアはとてもミニマルで
日本の風情がうかがえる

先進的なデザインを取り入れつつも
敷居の高さを感じさせない

「パッケージにはテイスティングノートを表示していません。それはフレーバーを売るのではなく、体験を売っているからです。」

とのこと。この言葉からも、彼らのこだわりが感じられる
また、コーヒーロースターとしての目線から
人種差別や様々な社会問題に対してメッセージを
発信しているHarken coffee

この地にかつてあったジャパンタウンの存在を
地元の人々へ伝える活動にも力を入れている

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