KB
パリで10年に渡りスペシャルティコーヒーを広め続けているKB Coffee roasters
始まりは2010年、創業者の二コラは、オーストラリアを旅している間にスペシャルティコーヒーと出会う
当時パリにはスペシャルティコーヒーを提供するカフェは全くなく、むしろそれがどんなコーヒーでどんな可能性を秘めたものなのか知る人も少なかった
パリへ戻った彼は、オーストラリアで見たこと、感じたことを表現したいと思うようになる
そして2010年、パリで最初のスペシャルティコーヒーを扱うカフェとしてKB Coffee shopをオープンした
その後も、彼と同じくオーストラリアやアメリカなど、サードウェーブコーヒーのカルチャーがすでに成熟しはじめていた都市を訪れた若者が、次々とパリにカフェをオープンし始めたのだった
それから5年経ち、彼らは最初の自家焙煎所を構え、さらにコーヒーにのめりこむようになる
その道のりは想像以上に大変なものであったと同時に、楽しさも倍増するような体験だったという
そして2019年には、コーヒーだけでなくカフェでの食事、ケーキなど総合的な食文化体験を演出するため、Back In Blackというカフェを新たにオープンする
KBの焙煎に対する哲学はいつでも「楽しむこと」だとあるインタビューで語っていた
自分たちが楽しんでこそ、その楽しさを相手にも伝えられる
10年経った今もパリのコーヒーカルチャーを盛り上げるべく日々尽力している
Kawa
フランス語で「1杯のコーヒー」という意味を持つ”Kawa”
KawaのオーナーであるAlexisがコーヒーに出会ったのは、実はロンドンだった
パリへ戻った彼は「パリではロンドンで出会ったような美味しいコーヒーがないじゃないか!」
そう思った彼はなんと、コロンビアへ飛び立ってしまう
現地で様々なコーヒー生産者と出会い刺激を受けた彼はパリへ戻り2016年に焙煎所をオープンをする
「Kawaをオープンして以来、私たちは焙煎に専念することを決めました。最高の焙煎を、最高の頻度で提供することをモットーとしています。Kawaにとっての良い焙煎とは?それは、お客様の味覚を目覚めさせ、本来のテロワールを昇華させるものです。それぞれのコーヒーには歴史があり、私たちには、コーヒー生産者たちの仕事を昇華させるだけでなく、このコーヒーの抽出を容易にするというミッションが課せられているのです。」
Kawaで扱うコーヒーはどれも目を引く特徴的なものばかり
どのコーヒーを飲んでもきっと、今までのコーヒー体験を覆す新しい体験ができるだろう