United Kingdom

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COLONNA


イギリスで唯一の温泉地として観光名所にもなっているバースに位置するColonna Coffee

創業者のMaxwellとパートナーのLesleyはオーストラリアのメルボルンでスペシャリティコーヒーに出会う。今まで持っていたコーヒーの概念が覆された彼らは自然とその面白さの虜になり、この謎めいた飲み物についてもっと知りたいと思うようになる。

「どうすれば良いコーヒーが作れるのか?」

2009年、彼らはイギリス国内のイベントでコーヒーを提供するなどの活動を経て、現在のColonna Coffeeの前身であるColonna & Small’sをオープンする。この場所は、ただコーヒーを提供する場所ではなく、コーヒー業界のイノベーションの拠点として研究、そして人々の交流を深めるハブの役割を果たした。

また、業界の専門家や科学者とコラボレーションするなど、国際的なコーヒー業界の一翼を担うようになる。その努力の甲斐あり、Maxwellは2012/2014/2015年と3度にわたり、イギリスのバリスタチャンピオンに輝く。

 

そして2015年、焙煎所として現在のColonna Coffeeがオープンする

今まで積み重ねてきた経験や英知を結集し、コーヒーの調達および味わいをよりコントロールできるようにという想いが詰まった場所だ。

これまでに、科学者と共同で水に関する論文を発表したり、コーヒーの複雑なテーマを扱った論文をいくつも発表してきた彼ら。コーヒーについて、ここまで探求心を持って向き合ってきた人たちが自信をもって世に送り出すコーヒーなんて、聞いてるだけでもワクワクする。

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Assembly 

 ロンドン中心部からほど近く、アフリカ系・カリブ系の住民が多く集まり、まるでイギリスではないような雰囲気を見せる街ブリクストンに焙煎所を構えるAssembly。2015年創業の、勢いのあるロースターだ。コーヒーの品質面を管理するNickと、マーケティングを主に担当するMichaelそれぞれの強みがあってこそAssemblyは存在する。


コーヒービジネスのサステナビリティや、取引先とのパートナーシップを考える上で高品質なコーヒーを提供することはもちろんだが、それと同じくらい、カフェとのコミュニケーションやマーケティングは重要なキーワードである。

彼らは、イギリス国内だけでなくヨーロッパ諸国やアジアの国々にもコーヒーを卸しており、世界に向けて活動の幅を広げている。ブリクストンの焙煎所では、パートナーカフェに対してトレーニングを実施したり、パブリックカッピングを通して彼らの情熱をロンドンの人々と共有している。

彼らの仕事は美味しいコーヒーを生み出すことにとどまらず、多くの個人経営のカフェに対してビジネスのサポートをしたりニーズを把握して改善のために日々尽力している。

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 James gourmet coffee


イギリス中央部の街ヘレフォードシャーで
1999年から続く家族経営のロースター
デザインやマーケティングに力を入れるロースターが多いイギリスのコーヒーシーンの中ではちょっと目立たない存在ではあるけれども、20年以上続く彼らのコーヒーに対する愛はイギリスの多くのカフェで体感することができる。

国内の多くのロースターから尊敬される老舗のロースターである彼らは、取引先のカフェとのパートナーシップをまさに”家族”のように大切にする。

“家族経営であり、かつメンバーの半分は10年以上に渡ってずっとチームを支えてくれている。本当に幸運なことに、私たちのビジネスは「人」で成り立っているんだ“と話す。
彼らはカフェは持たず、コーヒーの調達と焙煎に専念する。それはスペシャルティコーヒーを人々にとって身近なものにしたいという想いから。派手なマーケティングやブランディングはしない。その分、価格を抑えてより多くの人にスペシャルティコーヒーをより継続的に楽しんでもらいたいから、とのこと。
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