JOURNAL
Meet Coffee People -Yuki- from Nemesis coffee
‐世界を見渡せば、その土地でコーヒーを盛り上げるために日々奮闘している日本人たちの姿がある‐ 今回私たちは、そんなCoffee Peopleの中でもカナダのバンクーバー、オーストラリアのメルボルン、そして東京を渡り歩き現在バンクーバーのNemesis coffeeでコーヒートレーナーを務める斉藤勇樹(以下、ユウキさん)さんに、現地の様子や今までのコーヒーキャリアについてたっぷり話を聞かせてもらった。 ユウキさんは私たちNew World Coffeeの2人にとっても大変お世話になっている方 オーストラリアのメルボルンで出会った際には、自身の開講されているコーヒーのクラスを受講させていただいたり、コーヒー抽出の大会で顔を合わせたりと、たくさんの思い出がある。 そんなユウキさんのスペシャルインタビューをお届けします。 Q: 簡単にご自身の自己紹介をお願いします!A: オーストラリア、ニュージーランド、カナダでコーヒーの経験を積み、今年で海外バリスタ歴10年目に突入しました。今現在は以前住んでいたバンクーバーに数年越しに戻ってきてコーヒートレーナーとして働きつつ、インスタやYouTubeで海外のコーヒーシーンの事なども発信しています。Q: Nemesisとの出会いのきっかけは?A: Nemesisはオープンしてこれまでのバンクーバーにない感じのカフェで話題になっていて、初めてオープンして初めて訪れた時に、コーヒーだけじゃなくバリスタの接客も良く、活気のあるカフェだなと感じました。二回目に訪れた時には名前も覚えていてくれてホスピタリティも凄いと感じ、それから毎週通っていました。Nemesisはいろんな国のコーヒー豆を扱っているカフェだったので、新たなコーヒーがトライできること、素敵なバリスタ、美味しい食べ物、いつも温かくwelcomeしてくれるので自分にとってはパワースポット的な場所でした。Q: Nemesisで働くようになった経緯を教えてくださいA: 前回カナダに滞在していた時に、Nemesisに毎週のように通っていたのでそこから仲良くなって、コーヒーについて色々話したり、スペースを借りてパブリックカッピングを開かせてもらったりするような仲になっていました。Nemesisのバリスタたちは本当に素敵な人たちばかりだったので、一緒に働きたいなと心に思いつつも、当時僕は他のカフェからワークビザを出してもらっていたので、それは出来ず叶わずじまいでその気持ちを残したままメルボルンへ旅立ちました。そしてメルボルンに住んで自分の生活が落ち着いてきたタイミングで、ふと連絡をしてみたところ、これからさらに2店舗オープンするという話や新店舗のデザインや彼らのビジョンを聞いくうちに話が盛り上がって「一緒に働こうよ!」と言ってくれて、そこから僕のビザを出してもらう流れになりました。僕にとっては前々から一緒に働きたい人達だったので、とても嬉しいオファーでした。しかし、ビザの話は頂いたとはいえど、彼らも新店舗に向けて忙しく中々メールでも連絡が進まずに悶々としていたので、一度しっかりと自分の本気度を見せようと思って、休みをとってメルボルンからバンクーバーに行って、直接お話ししにいきました。弁護士の方などを交えて、どういった流れでビザを取得していくのかを話し合ってからは、ビザ取得に向けて本格的に進んで行ったので、やはり行動って大事だと思いました。 Q: 現在のポジションや、日々の業務内容を教えてくださいA: 今現在はコーヒートレーナーとして働いています。全店舗のマネージャー、ヘッドバリスタなども含めたコーヒーに関わる全スタッフをトレーニングしています。トレーニング内容は、必要な改善点や補強するべき技術などを分析しプログラムを考えて、教える人のレベルに合わせて理解が深まるように分かりやすいように教えることを心がけています。あと、使っているエスプレッソマシンやグラインダーが各店舗によって違いますが、それぞれの特徴やクセ、取り扱うコツなども一緒に教えています。Q: 働く中で一番Exciting、そして大変なことは?A: お客さんがコーヒーが美味しいと言ってくれた時!と言いたいところですが、、もちろんそれもとても嬉しいのですが、、一番テンションが上がるのは、たまたまNemesisに来てくれた昔の職場の常連客が、数年前にいた僕のことを未だに覚えていてくれていることです。店中の人が振り向いてしますくらいオーバーなリアクションでwelcomeしてくれて、ミルクをスチームしながら嬉しくて泣きそうになります笑大変なことは、違うバックグラウンドを持っている人達にそれぞれのレベルに合わせて教えること。Q: バンクーバーのコーヒーカルチャーについて教えてください!A: バンクーバーは、ラテやフラットホワイトのようなエスプレッソ系だけじゃなく、フィルターコーヒーもかなり飲まれます。バンクーバーは、アメリカやヨーロッパが近いこともあり、カナダ国内のロースターだけじゃなく色々な国のロースターを飲みことができるのが魅力の一つです。バリスタ目線では、オーストラリアは、コーヒーのイベントが多いので仕事外の時間でコーヒーのことを学ぶこと機会があるけれども仕事中は忙しすぎてそれをアウトプットする機会が中々ない。日本は、丁寧に作ったりアウトプットする機会があるけど、海外ほど杯数が出ないのでアウトプットできる絶対量が少ない。バンクーバーの忙しさは、その間くらいなので、アウトプットしつつもそこそこの量も出るので個人的にはちょうど良いです。Q: バンクーバーの好きなところを3つ教えてください!A: 人当たりが優しい、海と山と川などの美しい自然が近い、ビザがオーストラリアに比べて格段に取りやすいQ: 最後に、日本の皆様にメッセージをお願いしますA: 今回はバンクーバー編ということでしたが、もしバンクーバーに来る機会があればNemesisでお待ちしておりますー! いかがでしたか?世界を渡り歩き、コーヒーを極めてきたユウキさんの経験や考え方は、これから海外へ挑戦したい方にとっても、そして日々コーヒーに情熱を捧げる皆さんにとっても胸が熱くなる言葉だったのではないでしょうか。 ユウキさん自身、バリスタでカフェで勤務する傍ら、Youtubeでコーヒーについての情報を発信したり、自ら大会へ参加してスキルを磨いたり、一つのカタチにとらわれず挑戦し続ける姿に、多くの人が勇気をもらったと思います。...
Meet Coffee People -Yuki- from Nemesis coffee
‐世界を見渡せば、その土地でコーヒーを盛り上げるために日々奮闘している日本人たちの姿がある‐ 今回私たちは、そんなCoffee Peopleの中でもカナダのバンクーバー、オーストラリアのメルボルン、そして東京を渡り歩き現在バンクーバーのNemesis coffeeでコーヒートレーナーを務める斉藤勇樹(以下、ユウキさん)さんに、現地の様子や今までのコーヒーキャリアについてたっぷり話を聞かせてもらった。 ユウキさんは私たちNew World Coffeeの2人にとっても大変お世話になっている方 オーストラリアのメルボルンで出会った際には、自身の開講されているコーヒーのクラスを受講させていただいたり、コーヒー抽出の大会で顔を合わせたりと、たくさんの思い出がある。 そんなユウキさんのスペシャルインタビューをお届けします。 Q: 簡単にご自身の自己紹介をお願いします!A: オーストラリア、ニュージーランド、カナダでコーヒーの経験を積み、今年で海外バリスタ歴10年目に突入しました。今現在は以前住んでいたバンクーバーに数年越しに戻ってきてコーヒートレーナーとして働きつつ、インスタやYouTubeで海外のコーヒーシーンの事なども発信しています。Q: Nemesisとの出会いのきっかけは?A: Nemesisはオープンしてこれまでのバンクーバーにない感じのカフェで話題になっていて、初めてオープンして初めて訪れた時に、コーヒーだけじゃなくバリスタの接客も良く、活気のあるカフェだなと感じました。二回目に訪れた時には名前も覚えていてくれてホスピタリティも凄いと感じ、それから毎週通っていました。Nemesisはいろんな国のコーヒー豆を扱っているカフェだったので、新たなコーヒーがトライできること、素敵なバリスタ、美味しい食べ物、いつも温かくwelcomeしてくれるので自分にとってはパワースポット的な場所でした。Q: Nemesisで働くようになった経緯を教えてくださいA: 前回カナダに滞在していた時に、Nemesisに毎週のように通っていたのでそこから仲良くなって、コーヒーについて色々話したり、スペースを借りてパブリックカッピングを開かせてもらったりするような仲になっていました。Nemesisのバリスタたちは本当に素敵な人たちばかりだったので、一緒に働きたいなと心に思いつつも、当時僕は他のカフェからワークビザを出してもらっていたので、それは出来ず叶わずじまいでその気持ちを残したままメルボルンへ旅立ちました。そしてメルボルンに住んで自分の生活が落ち着いてきたタイミングで、ふと連絡をしてみたところ、これからさらに2店舗オープンするという話や新店舗のデザインや彼らのビジョンを聞いくうちに話が盛り上がって「一緒に働こうよ!」と言ってくれて、そこから僕のビザを出してもらう流れになりました。僕にとっては前々から一緒に働きたい人達だったので、とても嬉しいオファーでした。しかし、ビザの話は頂いたとはいえど、彼らも新店舗に向けて忙しく中々メールでも連絡が進まずに悶々としていたので、一度しっかりと自分の本気度を見せようと思って、休みをとってメルボルンからバンクーバーに行って、直接お話ししにいきました。弁護士の方などを交えて、どういった流れでビザを取得していくのかを話し合ってからは、ビザ取得に向けて本格的に進んで行ったので、やはり行動って大事だと思いました。 Q: 現在のポジションや、日々の業務内容を教えてくださいA: 今現在はコーヒートレーナーとして働いています。全店舗のマネージャー、ヘッドバリスタなども含めたコーヒーに関わる全スタッフをトレーニングしています。トレーニング内容は、必要な改善点や補強するべき技術などを分析しプログラムを考えて、教える人のレベルに合わせて理解が深まるように分かりやすいように教えることを心がけています。あと、使っているエスプレッソマシンやグラインダーが各店舗によって違いますが、それぞれの特徴やクセ、取り扱うコツなども一緒に教えています。Q: 働く中で一番Exciting、そして大変なことは?A: お客さんがコーヒーが美味しいと言ってくれた時!と言いたいところですが、、もちろんそれもとても嬉しいのですが、、一番テンションが上がるのは、たまたまNemesisに来てくれた昔の職場の常連客が、数年前にいた僕のことを未だに覚えていてくれていることです。店中の人が振り向いてしますくらいオーバーなリアクションでwelcomeしてくれて、ミルクをスチームしながら嬉しくて泣きそうになります笑大変なことは、違うバックグラウンドを持っている人達にそれぞれのレベルに合わせて教えること。Q: バンクーバーのコーヒーカルチャーについて教えてください!A: バンクーバーは、ラテやフラットホワイトのようなエスプレッソ系だけじゃなく、フィルターコーヒーもかなり飲まれます。バンクーバーは、アメリカやヨーロッパが近いこともあり、カナダ国内のロースターだけじゃなく色々な国のロースターを飲みことができるのが魅力の一つです。バリスタ目線では、オーストラリアは、コーヒーのイベントが多いので仕事外の時間でコーヒーのことを学ぶこと機会があるけれども仕事中は忙しすぎてそれをアウトプットする機会が中々ない。日本は、丁寧に作ったりアウトプットする機会があるけど、海外ほど杯数が出ないのでアウトプットできる絶対量が少ない。バンクーバーの忙しさは、その間くらいなので、アウトプットしつつもそこそこの量も出るので個人的にはちょうど良いです。Q: バンクーバーの好きなところを3つ教えてください!A: 人当たりが優しい、海と山と川などの美しい自然が近い、ビザがオーストラリアに比べて格段に取りやすいQ: 最後に、日本の皆様にメッセージをお願いしますA: 今回はバンクーバー編ということでしたが、もしバンクーバーに来る機会があればNemesisでお待ちしておりますー! いかがでしたか?世界を渡り歩き、コーヒーを極めてきたユウキさんの経験や考え方は、これから海外へ挑戦したい方にとっても、そして日々コーヒーに情熱を捧げる皆さんにとっても胸が熱くなる言葉だったのではないでしょうか。 ユウキさん自身、バリスタでカフェで勤務する傍ら、Youtubeでコーヒーについての情報を発信したり、自ら大会へ参加してスキルを磨いたり、一つのカタチにとらわれず挑戦し続ける姿に、多くの人が勇気をもらったと思います。...